2025 AOCS Posters
Health and Nutrition
Junichi Yamazaki, MA
Regular Employee
NIPPON SURFACTANT INDUSTRIES CO., LTD.
Otawara, Tochigi, Japan
Norihiro Otsubo
Vice Director
Nikko Chemicals Co., Ltd.
Itabashi, Tokyo, Japan
Kenji Shimizu
Director
Nikko Chemicals Co., Ltd.
Itabashi, Tokyo, Japan
Hirohisa Handa
Operating Officer Technical Manager
Nippon Surfactant Industries CO., LTD.
Utsunomiya, Tochigi, Japan
背景:ナイアシンはビタミンB3であり、しわ防止や色素 沈着防止などのスキンケアに必須の成分です。しかし、水溶性が高いナイアシンを局所的に塗布すると、皮膚バリアによってブロックされることが知られています。目的:この研究 の目的は、ナイアシンのようなスキンケア効果を持つ油溶性ナイアシン誘導体の開発でした。結果:融点が約40℃のニコチン酸ミリスチルと室温で液体の2-エチルヘキシルニコチンアミドが、油溶性ナイアシンとして開発されました。正常ヒト表皮細胞における、皮膚 バリア成熟の指標であるインボルクリンの発現レベルを用いて、ナイアシンのような効果を評価しました。表皮細胞におけるインボルクリンの発現は、油溶性ナイアシン誘導体の処理によって増加しました。さらに、極性の異なる油に対するナイアシン誘導体の溶解性を検討した結果、2-エチルヘキシルニコチンアミドにおいて優れた溶解性が確認されました。要約: 本研究では、ナイアシンのようなスキンケア効果を維持しながら、優れた処方性を有する油溶性ナイアシン誘導体(ミリスチルニコチンアミドおよび2-エチルヘキシルニコチンアミド)の開発に成功しました。このポスターでは、
それぞれのn i c i n d er i v t ive。